松重豊さんは、日本を代表する俳優の1人といっても過言ではありません。出演した作品の数は無数にあり、いろいろな演技ができる俳優として多くの人に知れ渡っています。そんな松重豊さんが映画初主演を果たしたことで話題になっているのが「ヒキタさん！ご懐妊ですよ」です。同名の小説が原作となっているこの作品のテーマは、いかにも現代的な妊活です。今まで妊活をテーマにした作品というものはなかなか思い浮かばないくらい、とても斬新なテーマなのは間違いありません。そこでこの映画の見どころはどんなところなのかを、ポイントを絞って掘り下げてみますね。

松重豊さんと北川景子さんが夫婦役で共演

この映画では、松重豊さんと北川景子さんが夫婦役で共演しています。パッと見からわかる通り、かなり年齢差を感じる夫婦ですよね。ですが同世代ではない夫婦だからこそ、よりいっそう夫婦の絆が強調されている印象が強いです。

世の中にはいろいろな夫婦が存在するわけで、その中にはこの映画の夫婦のような歳の差を感じさせる夫婦もいますよね。この点が普通の夫婦物語とは、ちょっと違っている点ですよ。

妊活にスポットを当てた作品

映画のタイトルからも推測できる通り、この映画は妊活にスポットを当てている非常に斬新な作品です。誰もが関心を持つようになってきている妊活ですが、まだ一般的とはいえない部分もありますよね。普遍的テーマの夫婦物語でありながらどこか新鮮さを感じられるのは、妊活がテーマになっているからかもしれません。そこが自然と興味を引く作品ですよね。

演技派の脇役陣にも注目

この映画では、主人公ヒキタを担当する編集者である杉浦役に濱田岳さん、サチの父役に伊東四朗さん、不妊治療の担当医に山中崇さんと、演技派の脇役陣が顔を揃えていますよ。松重さんと北川さんの演技もさることながら、これらの個性的な演技派の脇役陣がどんな演技を見せるのかもみどころの1つです。

まとめ

最近の日本映画はアニメが強いといわれていますが、だからこそ昔ながらの邦画にも頑張って欲しいところです。この映画も、ぜひ多くの人に観てもらいたいですね。